「自信を持て」って言うけど、自信ってなんなん? 〜根拠・比較・自信喪失から考える、“なくても動ける”という強さ〜


「もっと自信持った方がいいよ」

これって、人生で一度は言われたことがあるやつ。

仕事でも、

勉強でも、

スポーツでも。

あるいは、

恋愛でも、

人間関係でも。

何をするにしても、

「自信を持つことが大切」

ってよく言われる。

特にモテ界隈なんて、

「自信のある男はモテる!」

が、ほぼ定説(笑)。

逆に、

「自信がない」

っていうと、どうにも“悪いこと”のように扱われる。

「自信をつけよう」

「自己肯定感を高めよう」

「小さな成功体験を積もう」

「堂々と振る舞おう」

「自分を認めよう」

もう聞き飽きた(笑)。

でも一応、「なるほど」とは思う。

どれも、たぶん間違ってない。

で、ここでまっつんスタイルは、ふと思うわけ。

「そもそも、“自信”ってなんなん?」

と。

例えば、

「俺は文章を書くのが得意」

これは自信。

「この仕事なら、たぶんできる」

これも自信。

「俺、同年代の中では、かなり身体が動く方やと思う」

これも自信。

「失敗しても、まぁなんとかするやろ」

これも自信っぽい。

さらに、

「なんか知らんけど、俺ならいける気がする(笑)」

これも自信。

でも、よく考えると、どれもちょっとずつ違う。

能力への信頼。

経験から来る確信。

他人との比較によって生まれる優越感。

自分なら対処できるという自己信頼。

そして、

根拠のない自信(笑)。

俺らって、けっこう種類の違うものを全部ひっくるめて、

「自信」

って呼んでるんちゃうかな。

まず一番分かりやすいのが、

「できた!」

から生まれる自信。

初めて仕事を任された。

うまくできた。

「俺、できるやん!」

次もできた。

「やっぱできるやん!」

人から褒められた。

「俺、めっちゃできるんちゃう?」

こうやって成功体験が積み重なって、

「俺にはできる!」

が育っていく。

よく言われる、

「小さな成功体験を積みましょう」

ってやつやね。

これは普通に理にかなってると思う。

いきなり100キロのバーベルを持ち上げるんじゃなくて、

まずは40キロ。

上がった。

次は45キロ。

上がった。

50キロ。

上がった・・・。

「お、俺いけるやん!」

そうやって経験と能力が、自信の根拠になっていく。

で、たぶん、こういう自信の作られ方って、もっと昔から始まってるんやろね。

そう、子どもの頃から。

子どもが何かやる。

親が、

「すごいやん!」

って言ってくれる。

失敗しても、

「大丈夫。もう一回やってみ」

って言ってくれる。

すると子どもは、

「やってもいいんだ」

「失敗しても大丈夫なんだ」

って学習していく。

逆に、

何をやっても否定される。

失敗すると怒られる。

人と比べられる。

褒められるには、何かわかりやすい成果を出さんとダメ・・・。

そんな環境なら、

「失敗したら、自分の価値まで下がる・・・」

みたいな感覚を持つこともあるんやと思う。

そう考えたら、自信って単純に、

「成功した回数」

だけでできてるわけでもないらしい。

「成功した時にどう扱われた?」

「失敗した時にどう扱われた?」

そういうものまで含めて作られていくもんなんやろね。

で、ここでちょっと気になるのが、

「他人と比べちゃダメ」

ってやつ。

これもよく言われる。

「人と比べるから苦しくなる」

「比べるのは“過去の自分”」

「他人は他人」

「自分は自分」

まぁこれもその通りなんやろう。

実際、こういう考え方に救われた人っていっぱいおるはず。

でも・・・。

“他人と比べて得られる自信”って、普通にあるやんね?(笑)

例えば筋トレしてて、

「俺のスタイル、同世代でも別格やん」

仕事してて、

「俺、あいつよりぜんぜん優秀やん」

自分で文章を書いて、他人の文章を読んで、

「俺、めっちゃセンスあるやん」

こういうの(笑)。

全部、他人との比較が入ってる。

でも、それによって、

「俺はこれが得意なんや!」

って、自分の能力を認識できるなら、別に悪いことでもない気がする。

それを人前で口に出すのはどうかと思うけど、まぁここでは割愛・・・(笑)。

そもそも能力の評価って、どうしても相対的な部分があるからね。

足が速い。

頭がいい。

歌がうまい。

仕事ができる。

何かと比べんと分からんものも多い。

だから、

「人と比べることは悪!」

ってのも、ちょっと極端。

ただし。

これを“自分の価値そのもの”にすると、途端に危うくなるかな。

「あいつより仕事ができる俺」

「あいつより稼いでる俺」

「あいつよりモテる俺」

「あいつより若く見える俺」

これで自分を支える。

すると当然、

もっと仕事ができる人間が現れたら?

もっと金持ちが現れたら?

もっとイケメンが現れたら?

若さなんて、そもそも全員がいつか失うもの(笑)。

その瞬間、

自信の土台そのものが揺らぐ。

だから、他人との比較って、

自信を作る足場にはなるけど、基礎にするのは危険。

そんな感じなんやと思う。

どうやろね?

そして、自信について考えてると必ず出てくるのが、

「根拠のない自信」。

これ(笑)。

よく聞くよね。

「成功する人は、だいたい根拠のない自信を持ってる」

とか、

「最初からうまくいくって、根拠のない自信があった」

とか。

でもこれ、改めて考えると、よーわからん(笑)。

「根拠がないのに、自信がある?」

普通は、

成功する

「俺、できるやん!」

自信がつく

この順番やん?

でも、世の中を見てると、

どうも逆の人がおる。

「なんか知らんけど、いけるやろ?」

やる

失敗する

「まぁ次はいけるやろ」

またやる

また失敗する

「次や次(笑)」

そのうち成功する

経験も能力もつく

ホンマに自信の根拠ができる

って、後付けやん(笑)。

でもこれって、けっこう大事なことなんやと思う。

たぶん「根拠のない自信」の最大の効能って、

「未来を正確に予測できる」

ことじゃない。

“打席数を増やせる”こと

なんちゃうかな。

「俺なら絶対成功する!」

っていう予言が当たるから成功するんじゃない。

「まぁ、なんとかなるやろ」

って思えるから、

“とりあえずやる”。

失敗しても、もう一回やる。

だから、必然的に“試行回数”が増える。

経験が増える。

人に会う。

学習する。

偶然も機会も拾う。

その結果として、成功する確率が上がる。

で、成功すると、

「ほら!やっぱ俺、できるやん!」

ってなる(笑)。

根拠のなかった自信に、あとから根拠が追いついてくる。

うん、自分で書いて納得した(笑)。

ただ、ここはまっつんスタイル。

当然、

「根拠のない自信が強ければ強いほどいい」

ってわけでもないと思う。

「俺ならできる!」

これはいい。

でも、

「俺が“間違ってるわけがない!”」

になると、危ない(笑)。

わかりやすい例でいくと、

「運転うまいから大丈夫」

「投資のセンスあるから大丈夫」

「人を見る目があるから大丈夫」

「女心を分かってるから大丈夫」

エトセトラ・・・。

たぶん最後のやつ言う男は、大して分かってない(笑)。

自信は行動する力になる。

でも、自信が強すぎると、

他人の意見を聞かなくなる、

リスクを軽視する、

失敗から学ばなくなる、

自分に都合の悪い情報を無視する・・・。

つまり、

「根拠のない自信」は、アクセルとしては優秀。

でも、

ハンドルまで任せたら危険(笑)。

で、こっからがちょっとおもしろい。

自信って、つけることばっかり考えられがちやけど、

当然、

失うこともある。

仕事でやらかした。

自信満々で挑戦したのに、全く通用せんかった。

意中の人にフラれた。

試験に落ちた。

同期より出世が遅れた。

自分より圧倒的に優秀な人間に出会った。

歳を取って、昔できてたことができんくなった・・・。

ずっと、

「俺はこれが得意」

って思ってたものが通用しなくなる。

すると、

「あれ?」

ってなる。

「俺、意外とたいしたことない?」

「今まではたまたまやったん?」

「やっぱ才能ない?」

そうやって、自信って揺らぐ・・・。

でも、

「自信を失うこと自体、そんなに悪いことなんかな?」

って、あえて考えてみる。

実際に実力が足りんかったなら、

「あ、足りてないんや」

って気づけばいい(笑)。

過信が修正される。

現在地が分かる。

そこから学べる。

問題は、

自信を失ったことによって、行動まで止まってしまうこと。

失敗する

自信を失う

挑戦しなくなる

経験が減る

成功する機会も減る

「やっぱり俺には無理なんや・・・」

さらに自信を失う

これ、けっこう怖い。

最初は一回失敗しただけやったのに、

いつの間にか、

「俺ってばダメ人間」

まで話が広がってる(笑)。

仕事で失敗した。

「“今回の仕事は”失敗した」

なら分かる。

でも、

「俺には能力がない」

になり、

「俺は何をやってもダメ」

になり、

「俺の人生は終わってる」

まで行く。

いやいや。

話、デカくなりすぎ(笑)。

だから、人生で大事なのって、

「絶対に自信を失わないこと」

じゃないんやと思う。

そんなの無理。

何十年も生きてたら、

そりゃ折れることくらいある。

むしろ大切なのは、

自信の高さより、自信の“復元力”

なんちゃうかなって。

自信満々。

俺ならできる。

絶対大丈夫。

そう思えることは強い。

でも、それ以上に、

失敗して、

「俺、アカンかも・・・」

ってなったあと、

しばらく凹んで、

「・・・まぁ、もう一回やるか」

って戻ってこられる。

こっちの方が、長い人生では強い気がする。

「自分はまた戻ってこられる」

って知ってれば、もし自信喪失で落ちても、

「今落ちてますけどなにか?」

って態度を保てる(笑)。

じゃあ、そのためにはどうすればいいか?

まず一つ思うのは、

自分の価値を、一個のものに全賭けしないこと。

仕事ができる俺。

モテる俺。

稼いでる俺。

若々しい俺。

頭のいい俺。

いい父親。

いい母親。

いい妻。

いい夫。

どれも大切にしていい。

でも、

「これこれであること = 自分の価値」

まで行くとリスキー。

仕事で失敗したら全部崩れる。

フラれたら全部崩れる。

金を失ったら全部崩れる。

老化したら全部崩れる。

なんか・・・、一本足打法?(笑)

そりゃ、その一本が折れたら倒れる。

もう一つ。

“結果だけ”で自分を評価しない。

挑戦した。

失敗した。

普通なら、

「失敗 = マイナス」

になる。

でも、

「怖かったけどやった」

は残る。

「準備した」

も残る。

「この失敗からは〇〇を学んだ」

も残る。

成功できなかったことと、何も得られなかったことは同じじゃない。

こういう評価軸を持ってると、失敗しても自分への信頼がゼロにはなりにくい。

あと、一番強そうなのが、

「俺なら成功できる!」

っていう自信よりも、

「失敗しても、俺ならなんとかする」

っていう自信。

こっちかなと。

成功するかどうかって、いくら考えても分からん。

相手もいる。

運もある。

タイミングもある。

コンディションもある。

自分ではどうにもならんことなんか、いくらでもある。

でも、

失敗の原因を考える。

助けを求める。

やり方を変える。

休む。

もう一回やる。

場合によっては、

「これは諦めよ」

って撤退する(笑) 。

そういう選択も含めて、

「まぁ俺なら、なんとかするやろ」

って思える。

これは、能力への自信とは、ちょっと違う。

自分自身への信頼。

そんな感じなんかな。

・・・と。

ここまで、

「自信とは何か?」

「どうやって自信をつけるか?」

「どうすれば自信を失いにくいか?」

「どう立て直すか?」

あれこれ考えてきて、ふと思う。

「ていうか自信って、そんなに必要?(笑)」

いや、あったらいい。

自信があれば、

堂々生きられるし、

挑戦もしやすい。

たぶんモテにもプラス(笑)。

でも、

「自信がついたら転職します」

「自信がついたら告白します」

「自信がついたら発信します」

・・・いや、いつつくねん(笑)。

そもそも、やったことないんやから、最初は自信なんて無いのが普通。

やったら、

「俺ならできる!」

まで持っていかなくてもいい。

「できるかは知らん」

でも、とりあえずやってみることはできる」

これで十分なんちゃうかな。

「自信がある」

って、一種の“心の状態”でもあるよね。

だから、けっこう簡単に揺れる。

寝不足。

疲れ。

仕事の不安。

あいつの一言。

SNSで見た誰か・・・。

昨日は、

「俺、けっこういけるやん」

今日、

「俺、全然アカンかも・・・」

明日、

「いや待て。やっぱ俺、天才ちゃう?」

人間なんて、案外そんなもん(笑)。

やったら、そんな揺れるもんに、いちいち人生のハンドルを渡さんでもいい。

自信がある。

やる。

これはいい。

自信がない。

でも、やる。

これもいい。

怖い。

でも行く。

不安。

でも一回試す。

失敗した。

じゃあ考える。

「もう一回やる?」

「やめる?」

「方向を変える?」

その都度決める。

そうやって生きられたら、だんだんと、

「俺って、自分に自信あるんかな?」

なんてこと自体、どうでもよくなってくる気もする(笑)。

で、今回もやっぱ「ZEN」(笑)。

「もっと自信を持たなきゃ」

これも一つの執着なんかもしれんよねってこと。

怖いなら、

「今ビビっとるな(笑)」

不安なら、

「あぁ、不安なんやな」

それでいい。

無理やり、

「俺ならできる!」

「絶対成功する!」

とかって上書きせんくてもいい。

ビビってる自分を、そのまま連れていく。

自信があることは、悪くない。

成功体験も大切。

人から褒められれば、素直に嬉しい。

喜べばいい。

他人と比較して、

「俺、やるやん」

って思ったっていい。

根拠のない自信で、

「まぁいけるやろ(笑)」

って飛び込むのもいい。

でも、そんなんが全部なくなったときにも、自分の足で一歩だけ前へ出られる。

それが一番強いんちゃうかな。

「自分に自信ある?」

「知らん(笑)」

「成功すると思う?」

「わからん」

「失敗したら?」

「そんとき考える」

「じゃあ、なんでやるん?」

「やってみたいから」

きっとそれくらいでいい(笑)。

もしかしたら、ホントに強い人って、

「自信に満ち溢れた人」

じゃなくて、

“自信がなくても、自分を動かせる人”

なのかもしれんね。

自信を持つことより、

“自信に依存しない”こと。

怖いなら怖いまま。

自信がないなら、ないまま。

それでも、

「まぁ、やってみるか(笑)」

って一歩踏み出せる。

自信との付き合い方。

案外それくらいで、ちょうどいいんかもしれん☆


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