最近、我ながらやりたいことが多い(笑)。
まぁいいことなんやけどね。
昔はこんなことなかったし。
あれもやりたい。
これもやりたい。
あれも知りたい。
こっちもおもろそう。
興味を持つこと自体が楽しいし嬉しい。
好奇心が湧いてくると、それだけでちょっとワクワクする。
まっつんスタイル、半世紀近く生きてきて、やっとこういう境地に立てました(笑)。
☆
でも当然ながら、時間は有限。
全部いっぺんにはできん。
すると、そのうち、
「全然できてへんやん・・・」
ってイラついてくる(笑)。
どれも中途半端な気がしてくる。
「もうちょっと的を絞ったほうがええんかな?」
「ちゃんと優先順位をつけたほうがええよな?」
そんなことを考え始める。
でも同時に、
「・・・まぁそういう“どっちつかず感”も、俺らしくてええか」
とも思ったり。
どないやねん(笑)。
☆
そんなことをつらつら考えて、浮かんできた言葉がある。
「熱しやすく冷めやすい」
この言葉って、なんとなく悪い意味で使われることが多いよね。
飽きっぽい。
長続きしない。
中途半端。
逆に、
一つのことを長く続ける人は立派。
最後までやり遂げる人は偉い。
ブレずに一本道を突き進む人はカッコいい。
そんな物差しもある。
もちろん、継続は大事。
何かを身につけようと思えば、ある程度続けんことには話にならん。
でもさ、「熱しやすく冷めやすい」って、ホンマに悪いことなんかね?
とか考えてみる。
ていうか、誰が決めたんやろ(笑)。
☆
例えばの話、ギター。
あるミュージシャンに突然ハマって、毎日のように聴く。
アルバムを掘る。
昔の作品まで聴く。
関連するミュージシャンまで調べ始める。
で、ギターを始める。
しばらく頭の中は、音楽のことばっかり(笑)。
でも半年後には、まったく違うことに夢中になってるかもしれん。
じゃあ、その半年間は無駄やったん?
そんなわけない。
そのときは、めちゃくちゃ楽しかった。
知らなかった世界を知った。
新しい感覚にも出会った。
そんな体験記憶や経験値の獲得だけで、実は十分やったりする。
「一生ハマり続けられるか?」
なんてことを基準に、今のワクワクを判断する必要なんてないわけで。
「今、おもろい」
「今、やってみたい」
やったら、とりあえずやってみればいい。
冷めたら、そんとき考えたらいい(笑)。
☆
とはいえ、や(笑)。
なんでもかんでも手を出してたら、実際困ることもある。
時間が足りなくなる。
お金もかかる。
「こっからがおもしろいのに」ってところで止まってるものが増えて気持ち悪い(笑)。
で、やがて、
「あれもできてない」
「これもできてない」
って、またイラつき始める(笑)。
だからこそ、工夫は必要よね。
今はこれをやる。
これは来月。
これは一旦置いておく。
優先順位をつける。
的を絞る。
でも、それは、
「熱しやすく冷めやすい自分を“矯正する”ため」
じゃなくて、
「熱しやすく冷めやすい自分が、気持ちよく生きるため」
って意識でいい。
自分を矯正することと、自分を扱いやすくすることは、似て非なるもの。
☆
あとこういう話をすると、
「熱しやすく冷めやすい人は、好奇心旺盛なんです!」
「それは欠点じゃなく、素晴らしい才能です!」
みたいな話にもなりがち。
うん、まぁそうなんやけど、そこまでポジティブにせんでもええ。
熱しやすく冷めやすくて困ることってあるから(笑)。
中途半端になって後悔することもある。
お金だけ使って終わることもある。
それを全部、
「素晴らしい才能!」
って変換せんでもええやろ。
無理やりのポジティブって、それはそれで疲れる。
「あぁ、俺ってこういうところあるよなぁ(笑)」
くらいでいい。
まっつんスタイルZENやね。
直さなあかん欠点にせんでもいいし、無理やり長所に変えんくてもいい。
ただ、“そういう自分がいる”。
それだけ。
☆
人って、自分のことを採点しすぎなんかもしれんよね。
続けるのは良い。
飽きるのは悪い。
成功するのは良い。
失敗するのは悪い。
集中するのは良い。
中途半端は悪い。
もちろん、現実を生きるうえで「良い・悪い」を判断しなきゃいけない場面は当然ある。
でも一日中、自分自身にまで○×をつけんでもいいんちゃうかな。
よく分からん「べき論」?
「人間はこうあるべき」
「大人ならこうあるべき」
「男ならこうあるべき」
「一度始めたら最後までやるべき」
こういうものが増えていけばいくほど、自分で自分を不自由にしてしまうもの。
だったら、必要のない「こうじゃなきゃダメ」は、少しずつ手放していけばいい。
☆
「一つのことを続けなきゃダメ」
「始めたら最後までやらなきゃダメ」
「飽きちゃダメ」
「興味を絞らなきゃダメ」
ホンマに全部必要なん?
今、おもろいならやる。
冷めたら、そんとき考える。
またやりたくなったら、また戻ってくればいい。
それでええやん。
☆
未来の自分が何を好きかとか、今の自分には分からん。
やったら、
“未来の自分まで、今の自分が管理せんでいい”。
今を大事にするって、無計画に生きることじゃないからね。
「未来への不安で、今感じている好奇心まで否定しない」
そういうことでもある気がする。
☆
それにどうやろ。
「こうあるべき」
「こうじゃなきゃダメ」
を大量に背負って、いつも自分を採点している人より、
「今、これがおもろいねん(笑)」
って楽しそうに笑ってる人のほうが、なんだかんだ魅力的に見えんかね?
で、半年後、
「あぁあれ?最近もう全然やってない(笑)」
でもええやん。
無理に一貫した自分を演じなくていい。
そのときそのときの自分を楽しんでる。
そんな自然体の人が持つ余裕。
その余裕が、人を惹きつけることもある。
☆
「熱しやすく冷めやすい」
長所なのか、欠点なのか?
まぁ正直、どっちでもいい。
身も蓋もないこと言えば「ケースバイケース」(笑)。
今、おもろいと思ったものを楽しむ。
困るところだけ、ちょっと工夫する。
冷めたら、そのとき考える。
無理やり自分を褒めなくてもいい。
わざわざ自分を責めなくてもいい。
「こうじゃなきゃダメ」を一つずつ減らしていく。
そのほうが、人生は自由☆


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