24時間断食は、身体でやる情報統制 〜空腹の向こうにある心の静けさ〜


今日は、意外としてなかった「24時間断食」のお話。

まっつんスタイルは、月に二回ほど24時間断食をやってる。

24時間、水とコーヒーと塩のみっていうガチのやつ(笑)。

これは、単にダイエット目的じゃない。

もちろん、脂肪燃焼とか、胃腸を休めるとか、インスリンがどうとか、そういう健康面のメリットは求めてる。

でも、それ以上に大きいのは、“心と体の調律”。

これやと思ってる。

食べないことで、身体の声が聞こえる。

空腹を観察することで、欲との距離感を測る。

そして、食べるという行為のありがたさが、ちょっとだけ戻ってくる。


今回は、その24時間断食の実況中継みたいなものを書いてみる。


☆12時間:「『腹が鳴る 修行開始の 鐘の音』」

断食を始めると、腹がグーグー鳴り出す。

体が空腹を訴えてくるわけやね。

半分の12時間が経過したあたり。

でもこれ、やり方次第で意外と大丈夫。

前日に糖質を多めに摂取して、グリコーゲンはしっかり貯蔵しとく(笑)。

これが最近わかってきた“型”。

断食は気合いだけでやるもんじゃない。

これはなんでもそうやけど、結局は事前の準備が大事。

前日にちゃんと食べておくことで、翌日の空腹は相当ラクになる。

体が、「うわ!飢餓や!」じゃなくて、「あ〜、今日はエネルギー切り替えの日やな〜」くらいのテンションで対応してくれる。

この差がデカい。


そして、糖から脂肪へ。

食べるモードから、燃やすモードへ。

身体が静かに切り替わっていく感じやね。


☆16時間:「うん、意外と余裕(笑)」

16時間くらい経つと、ここでもふと思う。

「あれ?意外といけるな」と。

16時間断食なら、毎日やってる人もいるらしいからね。

いわゆる「一日二食生活」。

たしかにここまででも、思考はクリアになるし、胃腸も軽い。

血糖値の乱高下も少なく感じる。


ただ、なんでも偏りを嫌うのがまっつんスタイル。

「毎日やるってのはどうなんやろ?」と思ってまう(笑)。

まっつんスタイルは、筋トレも週二でやってるんよね。

筋肉量は維持したいし、できれば少し増やしたい。

となると、毎日の16時間断食は、ちょっと“攻めすぎ”かなぁと。

やっぱ食事量が減ると、筋トレの質が落ちるし、回復も遅れる。

栄養摂取のタイミングが、いやでもズレる。

こういうデメリットがどうもね・・・。


結局、ここでも大事なのは「中道の精神」と、「何を優先するか」ってこと。

筋肉を育てたいなら、きちんと食べる日も必要。

断食は、毎日やる“修行”じゃなくて、定期的に入れる「調律」であるべし。

今のところ、まっつんスタイル的には、「週二筋トレ + 月二の24時間断食」。

これが黄金比っぽいかな。


☆18時間:「便が出て、文字通り空っぽになる」

途中で便が出る。

断食中の排便。

これがなんとも気持ちいい(笑)。

いよいよ空っぽになったって感じがする。

仏教的には、「執着を手放した」とも言えそう。

身体の中の余計なものが出ていき、胃腸が静まり、思考も静まる・・・。

物理的にも、精神的にも、「あぁ、なんか、戻ったな」みたいな感覚というか、リセットされて“素”に戻った感覚。

これは、デトックス的なものとは少し意味合いが違う。

空っぽになるっていうのは、“余白ができる”っていうこと。

食べ物も、情報も、感情も、詰め込みすぎると濁るものでね。

いったん空ける。

いったん止める。

いったん静かにする。

そこに、新しい感覚が入ってくる。

断食っていうのは、「身体でやる“情報統制”」みたいなもんかもしれん。


☆20時間:「型ができてきた」

残り4時間。

苦しいかと思いきや、かなり安定してくる。

もちろん空腹はある。

でも、不快なそれとは違うんよね。

むしろ、どこか心地いい。

これが不思議。

ここで「気持ちいい」を感じられるのは、おそらく人間の生存本能のプログラムちゃうかな。


あとは、前日に糖質を多めに摂っておいたことが確実に効いてる。

機械的に糖質制限するんじゃなくて、断食前にはちゃんとエネルギーとして入れておく。

そして断食中は、余計なものを入れない。

この「静と動」の流れ、“型”ができると、断食は24時間でも相当ラク。

“型”ができれば、たとえ修行であっても、それは快楽になる。

これは、実体験。

「ドーパミン的快楽」じゃなく、「エンドルフィン的快楽」(笑)。

笑ってるけど、これはマジ。


☆22時間:「時間の感じ方が変わる」

残り2時間。

ここまでくると、なんだか時間の経過が早い。

これは「クロノス」と「カイロス」の違いってやつかもしれん。

クロノスは、時計で測る時間。

1時間、2時間、3時間・・・、24時間。

数字で管理できる世界の時間やね。

一方、カイロスは、体感としての時間。

あっという間、永遠の一瞬、あるいは、深く満ちた今、とか・・・。


断食の終盤、目を閉じて呼吸をしていると、時計の時間とは別の時間が流れを感じ始める。

ただ座ってる。

ぶっちゃけた話、何もしていない(笑)。

でも、不思議と満ちてる感じ。

数字や時間的な効率を追い求めすぎると、人はいつまで経っても満たされないもの。

でも、一般的な時間概念を手放せば、ただ座って目を閉じて呼吸しているだけで、満たされる。

身体が“生”そのものを感じて喜ぶんやと思うのよね。

人間の“生”って、本来はめっちゃシンプルなもの。

そんなことを断食は教えてくれたりもする。


☆ラスト20分:「・・・なにもない」

最後の20分。

ただ目を閉じて、深い呼吸を意識する。

空腹感はピーク。

快と不快が絶妙なバランスで混ざり合う感覚。

いろんな思考や感情が湧いてくるけど、それらは脳内ですぐに霧散する。

掴もうとしない。

追いかけない。

ただ、通り過ぎる。

なにもない・・・。

でも、「なにもないなぁ」と思ってる自分はいる。

この変な感覚。

うん、言語化ムズい(笑)。

「無になる」みたいなこととは少し違う。

ただ「なにもない」っていう言い方がしっくりくる。

そして、「なにもないのに、確かに在る」。

これは、熟練した坐禅とか瞑想に近いんじゃないかな。

断食の最後、自然に入っていくこの静けさは、なかなかにおもしろい。

これ、たまたまとか、なんとなくとかで、24時間食事を抜いたんではこうはいかない。

「断食しようとしてする意志」と、「食欲や空腹に真正面から向き合う姿勢」があることで入れる世界。


食べないことによって、体は静まる。

体が静まると、思考も静まる。

思考が静まると、“今”がリアルに立ち上がる。


断食は、「食べない修行」というより、“内側の声を聞く稽古であり、ありのままに戻る修練”。

そういうことなんじゃないかね。


☆24時間:「そして、今日はラーメン(笑)」

24時間断食終了。

緊張と緩和による感動。

安堵と満足で、思わず頬がゆるむ。


さて、回復食。

いつもなら、プロテイン、ベースブレッド、サバ缶に食物繊維をプラス、くらいのメニュー。

・・・のはずが。

今日は調子に乗ってラーメン食べてしまった(笑)。

それはもうむちゃくちゃ美味かったね。

いや、ホンマに美味かった(笑)。

空っぽの身体に、熱いスープ、麺の食感、脂の旨み、塩味、香り(この日は鶏白湯)。

全部が沁みる・・・。

これ、どうなんやろね?(笑)

たぶん、断食明けの食事としては、あんまり褒められたもんじゃないんかもしれん。

本来やったら、味噌汁とか、消化にやさしいものをチョイスする方がいい。

そりゃそうなんやろう。

でも、あえてのラーメン。

これがまっつんスタイル(笑)。


断食で“空”を味わい、ラーメンで“現世”に戻る。

静と動。

空腹と満腹。

無と欲。

この往復運動。

まさに「エネルギー保存の法則」!

あるいは「等価交換の原則」(?)。

・・・うん、まぁ理屈はどうでもよかろう(笑)。

ようするに、世の中うまいことバランスが取れてるって話。


☆断食は、「食べる喜び」を取り戻す

断食をすると、シンプルに食べることのありがたさが戻ってくるのよね。

俺らって、普段あまりに食べすぎ。

これはホンマにそう思う。

ずっとなんか口に入れてる。

しかも対して味わうことなく。

なんとなくで腹を満たす、口寂しさを埋める、ストレスを誤魔化す・・・。

情報と同じで、ただ食べ物を流し込んでるだけ。


でも、「24時間食べない」って日を定期的に設けると、一口の重みが変わる。

香りが立ち、味が濃くなり、噛むことに喜びを感じられる。

「食べるとは、生きることなんや」って、身体で思い出すイメージ。

あまりにも当たり前になりすぎた「食べる」ということ。

何を食べるのか?

どんな環境で、どんな気持ちで食べるのか?

こういう問いを真面目に考えるきっかけにもなる。


食べる喜びを取り戻すために、いったん食べないという選択。

これが、まっつんスタイル的ファスティング。


☆断食のすすめ

24時間断食を終えて毎回思う。

空腹は、思ったより怖くない。

体と心を静かにしてくれる、あの独特の酩酊感は病みつき(笑)。


腹が鳴る。

便が出る。

時間の感じ方が変わる。

思考が霧散する。

なにもないのに、なぜか満ちる。

そして、終了後に食べる一口が、人生の祝福みたいに感じられる・・・。


断食未経験の人は、是非一度体験してみてほしいね。

もちろん、持病がある人、服薬中の人、妊娠中の人、体調に不安がある人は、無理せず専門家に相談を。

無理はしなくていいし、断食信仰みたいになる必要もない。

20時間でもいいし、16時間でもいい。


筋トレもする。

食べる時はしっかり食べる。

ラーメンも食べる(笑)。

ここらへんの、自分に合うバランスを探りながら、ね。


断食は、我慢じゃなくて調律。

食べない時間を通して、食べる喜びを取り戻す営み。

空腹の向こうに、自分本来の心の静けさがあって、その静けさの向こうに、ラーメンという宇宙がある(笑)。


そんなわけで、月二回の24時間断食。

まっつんスタイル流・ZEN寺メソッドのメインワークとして、これからも推していきたい☆


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