「人の性格って、生まれつきどこまで決まってるんやろう?」
今日は、最近読んだ『日本人の9割が知らない遺伝の真実』のレビューかな。
この本、わりとガチ。
取り扱いを間違うと、ただ凹むだけのやつ(笑)。
まずは、例えば、
人を信用しやすいか
未来を楽観しがちか
リスクをどこまで取れるか
不安になりやすいか
人と関わるのが好きか
こういうものって、努力でどうにかなるもんなんか?
それとも、生まれ持った“性格の設計図(書き換え不能)”みたいなものがあるのか?
結論から言うと、性格ってやつは、かなりの部分が遺伝する、とのこと。
「ビッグファイブ」と呼ばれる性格5因子で見ると、だいたい全体の40〜60%前後は遺伝の影響があるとされてる。
つまり、生まれつきの“クセ”は、確かにあるみたい。
でも同時に、残りの40〜60%は、経験・環境・人間関係・行動習慣によって変わっていくってことでもある。
どうやろ?もう「性格の半分は遺伝」ってくらいのざっくりの理解でいいんちゃうかな。
性格は、固定された運命じゃなくて、“初期設定”はあるけど、アップデート可能なOS。
どうやらそんな感じらしい。
☆ ビッグファイブとは何か
「ビッグファイブ」とは、人間の性格を大きく5つに分ける考え方のこと。
これもざっくり言うと、
- 開放性 : 好奇心、新しいものへの興味
- 誠実性 : 計画性、責任感、自制心
- 外向性 : 社交性、活動性、刺激への反応
- 協調性 : 思いやり、共感性、優しさ
- 神経症傾向 : 不安、緊張、ストレス反応
っていう、この5つ。
それぞれに遺伝の影響がある。
「開放性」や「外向性」、「神経症傾向」は、比較的遺伝の影響が大きめ。
「誠実性」や「協調性」も、遺伝はあるけど、習慣や経験で育てやすい部分がある。
ここでわかるのは、
「俺ってこういう人間やから終わり・・・」
じゃなしに、
「なるほど、俺にはこういうクセがあるらしい。じゃあそれをどう使う?」
って発想が大事ってこと。
☆ 残りは何で決まるのか
じゃあ、遺伝じゃない部分は何で決まるのか?
ここで大事なのが、「環境」。
ただし、よく言われる「親の育て方」だけじゃないみたい。
「親の育て方」って、あんま関係ないって説もあるらしいし。
むしろ性格形成においては、兄弟で共通するような家庭環境よりも、「非共有環境」の影響が大きいと言われてる。
非共有環境っていうのは、「一人ひとり違う固有の経験」のこと。
ある先生に褒められた
友達に裏切られた
初恋で傷ついた
旅先で世界が広がった
大きな失敗をした
誰かに救われた
そういう、その人だけが持つ体験。
つまり性格は、
「遺伝という土台に、経験という“傷”や“光”が重なってできていく」
もの。
これ、まっつんスタイル的に言うと、
遺伝はベース、体験はスパイス、習慣は未来を変えるレシピ
そんな感じかな。
☆ 性格とは、神経回路とホルモンの“クセ”でもある
性格って、単なる気分や根性でもなくて、脳と身体の反応パターンでもあるみたい。
たとえば、不安になりやすい人は、危険を察知する回路が敏感なのかもしれない。
挑戦することが好きな人は、報酬系が刺激に反応しやすいのかもしれない。
人といると安心する人もいれば、一人でいる方が回復する人もいるかもしれない。
これって言ってみたら、神経回路やホルモンバランスの“クセ”。
でもここに、ちゃんと希望がある。
脳には「可塑性」ってものがある。
可塑性ってつまり、「使い方によって少しずつ変化していく性質がある」ってこと。
新しい行動を繰り返すと、脳の回路に新しい“道”ができる、みたいなイメージ。
最初は獣道。
でも何度も何度も通れば、それがちゃんと道になる。
新しい性格的“クセ”は、ある程度は自分で作ることができるみたいやね。
☆ 変えやすい性格、変えにくい性格
あと、性格には、変えやすい部分と変えにくい部分があるのも事実らしい。
変えやすいのは、行動や習慣で鍛えられる部分。
たとえば「誠実性」。
早起きする
こまめに片づける
締切を守る
健康のために運動する
小さな約束を守る
こういう行動の積み重ねで、少しずつ育つ。
「協調性」もそう。
人の話をよく聞く
まず否定せず受け止める
ちゃんと感謝を伝える
相手の気持ちを想像する
小さな親切を心がける
これも、行動を繰り返すことで磨ける部分。
一方で、「神経症傾向」のような“不安の出やすさ”、「外向性」のような“外部刺激への反応”は、やや変えにくいみたい・・・。
でも、“変えにくい”ってだけで、“変えられない”わけじゃない。
大事なのは、
性格そのものを消そうとせず、“長く付き合うやり方”を身につけること
不安になりやすいなら、不安を観察する技術を持つ。
内向的なら、一対一で深く関われることを強みに変える。
繊細なら、気づきを鋭さとして使う。
“クセ”は敵じゃない。
解釈を更新して、使い方を知れば、強い味方になる。
性格って、要は使い方なんやね。
☆ 性格は何歳まで変えられるのか
次は、性格と年齢。
「性格は、年齢を問わず変えられる」と言っていいみたい。
もちろん、若い頃の方が、変化は大きくてしなやかなのは想像通り。
10代、20代は、環境の変化も多くて、そのぶん脳も柔らかい。
でも、40代以降でも性格は変わる。
むしろ40代は、人生経験と自己理解が揃ってくるから、若い頃のような無意識の変化というよりも、意識的な再編集と言えるかもしれん。
まさに40代のまっつんスタイル的に言えば、
40代は、性格の再編集期
過去を理解して、現在を観察しながら、未来への行動を選び直す。
これはきっと、若い頃にはできない深さがある。
☆ 行動から性格を逆再構築する
性格は、行動からも作り直せる。
これも性格のおもしろいところ。
普通は、「こういう性格があるから、こう行動する」と思いがち。
でも実際は、「行動するから性格ができていく」っていう側面もあるみたい。
これは、自分の体感や経験からも言えそう。
人は、自分の行動を見て、「俺ってこういう人間なんやな」ってまずは認識するもの。
でも、なりたい性格があるなら、その性格の人がやりそうな小さな行動を先にやってみる。
これが実は、性格を変える近道だったりする。
社交的になりたいなら、お店の店員さんに一言添える。
誠実になりたいなら、今日決めた小さな約束を確実に守る。
開放性を高めたいなら、思い切って知らない場所に行ってみる。
不安を減らしたいなら、感情を一行だけ言葉にしてみる。
性格は、悩んで、意識して、考えてって、頭の中でだけ変えるものじゃないのよね。
行動することで、身体に教えるものでもある、と。
これ、めちゃめちゃ大事なとこ。
☆ 受け入れるべきか、変えるべきか
で、ここ。
ここが一番難しいとこ。
同時に、まっつんスタイルが、一番関心のあるとこ。
「どうしてもできずに苦しむくらいなら、受け入れた方がいい」
「どうしてもイヤなら、努力して変えた方がいい」
その境界線はどこにあるのか?
これについては、どうやら判断基準は二つ。
ひとつは、それがそもそも変えられるものかどうか。
もうひとつは、変えたい理由が自分の本心か、それとも誰か他人の価値基準か。
例えば、
「もっと人と関わりたい。怖いけど、本当は関わりたい」
これは変えられるし、変える価値がありそう。
でも、
「どうやら明るくないと好かれないらしい。だからがんばって「陽キャ」にならねば」
これは危険。
これれは変化じゃなくて、自己否定って可能性が高め。
判断の感覚としてはこれくらい。
ここでも、まっつんスタイル流に言えば、
その苦しみが、“未来へのチケット代”か、“自己否定の利息”か
ここを見極めるべし
やな
前者なら、じっくりと変化させればいい。
後者なら、まずは受け入れる術を探った方がいい。
☆ 受容と変化の対話録
ここでおもしろいのが、
「受容と変化の対話録」
っていうワーク。
自分の中の、
変えたい俺
受け入れたい俺
それを観察する俺
この三人を会話させる(笑)。
たとえば、
変えたい俺:
「もっと図太くなりたいねん。すぐ不安になる自分、もう嫌なのよ」
受け入れたい俺:
「でもその不安って、周囲の感情に敏感な証拠でもあるんちゃう?強みやん?」
観察する俺:
「じゃあその不安、消すんじゃなくて、抱えたまま踏み出す方法を探せばええんちゃう?どう?」
こんな感じ。
これ、間にAIを挟んでもおもしろい。
性格を変えようとすることは、必ずしも今の自分を否定することじゃないからね。
今の自分と前向きに語らうことでもある。
そして、性格を受け入れることは、消極的に諦めることじゃない。
自分を肯定し、信じることでもある。
この「対話のワーク」を続けるだけで、その人の性格は、少しずつ統合されていくらしいね。
☆ 性格の進化マップ
もうひとつ使えそうなのが、
「性格の進化マップ」
自分の性格を、RPGのキャラ育成みたいにして見る。
外向性 : 慎重な探索者
誠実性 : 修行中の律儀者
神経症傾向 : 感受性豊かな野生児
開放性 : 問いを拾う旅人
協調性 : 優しさを鍛える聞き手
みたいに。
よく見る、あの五角形の凸凹図みたいな感じ?
性格を、「欠点一覧」として見るのは、いかにも苦しい。
でも「成長途中のキャラクター」として見ると、ちょっと楽しい(笑)。
今のレベル
強み
弱み
最近の成長
次の小さな行動
こうやって「見える化」するワーク。
自己理解は地図で、行動は移動であり経験。
どちらかだけだと、旅はつまんない。
どっちも揃えば、それはワクワクの冒険(笑)。
☆ 性格とモテの関係
で、最後に、まっつんスタイル的にいちばん大事な話。
性格は、モテにめちゃくちゃ関係する(笑)。
顔面の骨格
社会的地位
金(稼ぐ能力)の有無
筋肉量
健康度
もちろん、これらどれも大事。
でも最終的に、人を惹きつけて、長期的に良好な関係を築くのは、けっきょく性格の“質感”とその“相性”。
例えば、
外向性は、話しかけやすさ
誠実性は、信頼感
協調性は、包容力
開放性は、知的な色気
神経症傾向は、扱い方次第で繊細さにも共感力にもなる
だから、言い方を変えると、どの性格もモテに変換できる“光”になりうるってこと。
内向型なら、深い一対一の対話ができる
不安が強いなら、相手の不安に気づける
開放性が高いなら、会話に物語性が生まれる
誠実性が高いなら、安心して関われる
モテるってなにも、性格を別人に変えることじゃなくてね。
自分の性格を、“魅力として運用できるようになること”なんやと、そんなふうに思うわけ。
☆ まっつんスタイル流のまとめ
もう一回紹介。
今回読んだのは、『日本人の9割が知らない遺伝の真実』。
なかなかシビアな内容やったんで。あえて、ちょっとカジュアル寄りにまとめてみたけど、うまく伝わったかしら?
性格は、遺伝する。
でも、決まりきってるわけじゃない。
生まれつきの“クセ”はたしかにある。
でもその“クセ”を、どう解釈し、どう行動に変え、どう人との関係に活かすかは、自分で育てていける。
性格は、固定された檻じゃなく、進化する地形。
過去の体験でできた道もある。
遺伝で最初からあった坂道もある。
でも、新しく踏みしめれば、新しい道もできる。
変えられる性格は、行動で変える。
変えにくい性格は、受け入れて活かす。
その見極めこそが、いわゆる人間としての成熟。
そしてたぶん、モテる人は、完璧な性格の人じゃない。
自分の“クセ”を知り、受け入れ、それを魅力として使える人。
そして、そんな他人をも受け入れることができる人。
そういう人なんやと思う。
性格は、運命じゃなくて“素材”。
どう料理するかは、これからの自分次第。
というわけで、まっつんスタイル流・性格進化論でした☆


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