今日はまた、父性の話でもしてみようかな。
父性。
なんか昭和っぽいんかな?(笑)
頼れる親父。
男らしさ。
責任感。
家長。
厳格。
旧態依然のそんなイメージ?
いまだ、無きにしもあらず。
でも最近は、父性についてちょっと違ったことを考えたりしてる。
というのも、まっつんスタイルは独身子なし。
結婚離婚経験はあるけど、子育て経験はない。
しかも父親は、小学生の頃に亡くした。
だから正直、父親っていうものをあんま知らない。
というか、よーわからん(笑)。
ホント極端な話、
「なにすればええの?」
とすら思う。
そんな男が父性を語るのも変な話やけど(笑)。
いや、逆にだからこそ気になるわけよ。
「父親にならんかった男は、社会の中でどんな“父性”を発揮できるんやろか?」
とね。
☆
昔ながらの父性には、やっぱ価値がある。
これ、時代が変わっても一緒。
だって、“人間の仕様”やから。
家族を守る。
働く。
責任を負う。
決断する。
矢面に立つ。
「父性」がダメなら、「男性性の役割」と言ってもええかな。
腕っぷし。
冒険心。
競争意識。
論理的思考。
リスク耐性。
そういう役割を担ってきた男たちがおったから、今の社会がある。
昔は今みたいな、穏やかで満たされてた時代じゃないからね。
戦争もあった。
飢饉もあった。
病気も多かった。
治安だって今ほど良くない。
そんな時代に家族を守るには、問答無用の“強さ”が必要やった。
覚悟も、忍耐も必要やった。
だから父性って、ある意味「盾」やったんかな。
家族を守る盾。
共同体を守る盾。
未来を守る盾。
日本の政治家なら、
大久保、
西郷、
伊藤、
桂、
とか(笑)。
あるいは昔の、秩序を守ってきた武士。
体を張って生活を支えていた農家、漁師、職人。
そして、現代の名もなき父親たち。
こういう人たちには、素直に頭が下がる。
背筋が伸びる。
男が責任を引き受ける姿は、今でも独特の美しさが漂うよね。
そしてモテる(笑)。
☆
一方、まっつんスタイル。
どう考えても、“そういうタイプ”じゃない(笑)。
優柔不断。
責任負いたくない。
他人より自分。
リスク回避型。
競争嫌い。
一人時間好き。
神経繊細。
集団行動苦手。
離婚経験あり。
書いててちょっとだけ情けなくなる(苦笑)。
いわゆるベタな“父親”にはなれそうもない。
昔はそれなりに気にしてた時期もあったけどね。
同世代は、
子育て、
住宅ローン、
家族サービス、
学校行事、
地域役員、
受験、
就職、
結婚、
孫・・・。
で、その頃俺は、スタバでブログ(笑)。
「いいのかこれ?」
そんな気持ちが全くなかったと言えば・・・、まぁ嘘かな。
☆
とはいえ、この歳になって、もうそのへんは折り合ったけどさ。
向いてなかったもんは向いてなかった。
無理なもんは無理。
それだけの話。
そこんとこを問題視しようって話じゃない。
こっから言いたいことは、
「じゃあ俺みたいな人間は何を担うんやろう?」
っていうこと。
☆
そこで、まっつんスタイルが捻り出したのが、
「社会の中の“父性”って、未来への投資なんちゃうか?」
っていう考え方。
子どもを育てる父親も、未来に投資してる。
今の自分のためじゃない。
未来の誰かのため。
そう考えると、その投資先って実子だけなんやろうか?
投資できるのは、子の父だけ?
いや、たぶんそうじゃないよね。
まっつんスタイルみたいな、独身子なし(ついでに父なし)男にも、父性の発揮のしどころってのがある。
☆
例えば、先輩という立場で後輩の話を聞くとかね。
たぶんこんな些細な場面も、十分に父性の発露。
仕事でも、趣味でも、恋でも、なんでもいい。
悩んでいる。
迷っている。
失敗している。
そこで必ずしも答えを与える必要なんかない。
ただ、
「それでえんちゃう」
って言うだけで救われる人がおる。
☆
あるいは、若い人の挑戦を笑わない。
これも大きいんじゃない?
若者が、
「YouTuberやりたいっす!」
って言う。
そこで、
「アホか」
って言いながら、したり顔でマウントとりがち(笑)。
でも
「ええやん!やれやれ!(笑)」
と言える人、意外と少ない。
人の可能性を信じ、背中を押す。
これも立派な父性。
☆
「失敗談を語る」ってのも父性かも。
成功談より案外こっち。
離婚した。
自営業廃業した。
病んだ。
逃げた。
挫折した。
呪った。
そういう話の方が、若い誰かを救うことがある。
「未来の誰かが同じ穴に落ちるのを防ぐ」みたいな?
これもまた、未来への投資。
☆
あとは、甥とか姪との関係もそうね。
友人の子どもを可愛がるとかもそう。
これも父性の面目躍如って場面。
例えば、まっつんスタイルなら・・・、本を渡すとか。
漫画でもいい。
ゲーム本でもいい。
小説でもいい。
地図帳でもいい。
子どもの世界を広げるお手伝い。
まぁ甥も姪もおらんけど(笑)。
でも友人も子はかわいい。
どうしたって関わり方は限定的やろう。
でもたまに会って、遊んで、喋って、飯食うだけ。
そんな時間の共有を通して、生き方の可能性をサジェストする。
それだけで、十分父性。
☆
「子育てしてる友人を支える」なんて発想もいい。
愚痴を聞く。
笑わせる。
相談に乗る。
なんか言えそうなことがあったら言う。
すると、親が少し元気になる。
家が少し明るくなる。
結果的に、子どもも少し幸せになる。
いわば、“間接父性”(笑)。
☆
似てるけど、
先生、
保育士、
講師、
コーチ。
そんな、子どもと関わる仕事をしてる人たちを支える。
これも父性やん?
社会って案外こういう連鎖で回ってる。
☆
あとは、地域のおっさん(笑)。
昔はおった。
釣りのおっちゃん。
将棋のおっさん。
犬散歩のじいちゃん。
駄菓子屋のおばちゃん。
謎のおっさん(笑)。
親じゃない。
でも子どもの世界を広げとる。
世の中の理不尽さと、楽観さを教えてくれる(笑)。
ああいう存在って、今思うと結構すごい。
社会全体の父性でもって、子どもを育ててたんかもね。
☆
おっと、忘れたちゃいけない。
場所を作るのも父性。
サークル。
読書会。
喫茶店。
寺。
コミュニティ。
人が安心して集まれる場所。
挑戦できる場所。
失敗できる場所。
そういう場所を作る人もまた、未来に投資している。
これ、既存の場所を育てるってことも含まれるかな。
だから、“リアル投資”もまた父性。
☆
そしてそして、文化を残す。
ここは、まっつんスタイル的に目指すとこ。
良寛。
兼好。
一休。
白隠。
仙厓。
ほとんど子どもおらん(笑)。
でも何百年後の人間を育て続けとる。
遺伝子は残してへん。
でも言葉を残した。
思想を残した。
物語を残した。
文化を残した。
これもまた、立派な立派な父性なんやと思うよね。
☆
いろいろ書いて改めて思うのは、
父性って、血縁だけじゃなくて、時間軸なんちゃうかなと。
母性が、
「今を包む力」
なら、
父性は、
「未来を信じる力」
そんな気がするけど、どんなもんかね?
いや待て。
もしかしたら、普通に生きとることがすでにして父性の発揮?
独身子なしへの風当たり、なんとなく強いけどね。
まぁ気にすることもなかろう(笑)。
☆
最後にブログ。
まっつんスタイルは、
子どもはおらん。
弟子もおらん。
後継者もおらん。
でも文章は残る。
考え方も残る。
問いも残る。
10年後かもしれん。
20年後かもしれん。
誰かが読むかもしれん。
少し楽になるかもしれん。
少し勇気を出すかもしれん。
もしそうなら、それもまた未来への投資。
まっつんスタイルの父性。
☆
父親は偉大よ。
家族を守る人も偉大。
でも父性は、意外と独身子なしにも備わってる。
結婚してもしなくても。
子どもがいてもいなくても。
人は誰かの未来に投資できるからね。
誰かの可能性を信じることができる。
誰かの盾になることができる。
何かを残すこともできる。
父なし。
子なし。
独身。
離婚歴あり(笑)。
そんなまっつんスタイルが今思うのは、
父性とは、
「未来の誰かを気にかける力」
そして、
「その人の可能性のスポンサーになること」
そんな感じ☆


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