軽トラのエアコンが壊れた(笑) 〜改めて、当たり前が奇跡だったことに気づいた〜

軽トラのエアコンが壊れた(笑)。

真夏。

酷暑。

軽トラ。

エアコンなし。

うん、さすがにしんどい(笑)。

とりあえず、ファンは回して扇風機替わりに。

窓全開で走って風を入れる。

これでまぁなんとかギリギリ(笑)。

でも・・・、

熱気、

直射日光、

背中を流れる汗。

冷たい風が出るはずの吹き出し口からは、堂々たる常温風(笑)。

改めて思ったよね。

「エアコンって、偉大」

って。

それともう一つ。

「・・・そういえば、エアコンって、どういう仕組みなん?」

とも思っちゃった。

「え?知らんの?」

うん、そういえば、・・・知らん(笑)

たぶんまっつんスタイルは、ずっと勘違いしてたんよね。

エアコンって、機械の中で“冷たさ”を作って、その冷気を部屋へ送り込んでるって。

でも違うらしい(笑)。

エアコンは、冷たさを作る機械というより、

「部屋の中にある熱を、外へ運び出す機械」

なんやって。

「え!?そうなん!?」

マジで知らんかった。

ウソみたいなホントの話。

これはおもしろい(笑)。

じゃあ、どうやって熱を運ぶのか?

エアコンの中では、「冷媒」と呼ばれる物質が、配管の中をぐるぐる回ってる。

この冷媒が、液体になったり、気体になったりしながら、熱を室内から室外へ運び出す。

ざっくり言えば、四つの工程を繰り返してるらしい。

まず、室内機の中。

冷たくなった冷媒が、部屋の空気から熱を吸い取る。

熱を受け取った冷媒は、液体から気体へ変わっていく。

液体が蒸発するときに周囲から熱を奪う。

夏、肌についた水や汗が蒸発すると、少し涼しく感じる。

あれと似た仕組みなんやね。

で、熱を抱えた冷媒は、室外機へ向かう。

次に登場するのが、コンプレッサー。

気体になった冷媒をギュッと圧縮する。

すると、冷媒は高温・高圧になる。

その熱くなった冷媒が、室外機の熱交換器を通り、ファンの風を受けながら外へ熱を放出。

だから室外機の前って、熱い風が出てるんやね。

あれは、部屋から回収した熱を外へ捨ててるところ。

なんかちょっと感動(笑)。

さらに、熱を吐き出した冷媒は、再び液体へ戻る。

最後に、細い通路や膨張弁を通って一気に圧力を下げられる。

圧力が下がると、冷媒の温度も下がる。

冷たくなった冷媒は、もう一度室内機へ戻り、また部屋の熱を吸い取る。

これを延々と繰り返す。

つまり、

室内で熱を拾う

室外まで運ぶ

外へ捨てる

冷たくなって戻ってくる

ひたすら、この循環。

なんていうか、熱の宅配便?

いや、熱の回収業者?(笑)

とにかくエアコンは、魔法のように冷気を生み出してるんじゃなくて、熱を移動させてる。

それだけ。

いや、その「それだけ」が、とんでもなくすごいわけやけど(笑)。

そして、どうやら冷蔵庫も、基本的には同じ仕組みらしい。

なるほど、そりゃそうか。

冷蔵庫の中の熱を冷媒が吸い取って、背面や側面から部屋の中へ放出する。

だから、冷蔵庫の後ろや横を触ると、少し温かかったりする。

中の熱を、外へ追い出してるんやね。

エアコンは部屋の熱を屋外へ。

冷蔵庫は庫内の熱を部屋へ。

冷やしてるように見えて、実際には熱を別の場所へ移動させてる。

「ブンッ」っていうあの音はコンプレッサーが元気に活動してる音。

これ、初めて知った。

いや、みんな知ってた?(笑)

それにしても思う。

「最初にこれを考えた人、なんなん?」

「天才やん?(笑)」

暑い。

なんとかしたい。

ここまでは分かる。

でもそこから、

「冷たさを作ろう」

じゃなくて、

「熱を別の場所に運んだらえんちゃう?」

って・・・、なる?

いや、ならんやろ、普通(笑)。

もちろん、ある日一人の天才が突然すべてを発明したわけじゃないんやろう。

気体を圧縮するとどうなる?

液体が蒸発するときに何が起きる?

熱はどう移動する?

そういう知識や実験が、何人もの研究者や技術者によって積み重ねられて、今の冷房や冷蔵技術になっていったんやと思う。

いや〜、人類、やっぱすごい。

考えてみれば、人間って、ずっとこうよね。

暑い。

なんとかしたい。

寒い。

なんとかしたい。

暗い。

なんとかしたい。

遠い。

なんとかしたい。

重い。

なんとかしたい。

臭い。

なんとかしたい(笑)。

たぶん文明って、

「困った」と「なんとかしたい」の社交ダンス(?)(笑)。

不便を我慢できんかった。

苦しさを、しゃーないで終わらせんかった。

だから、

火が生まれ、

道具が生まれ、

車が生まれ、

下水道が生まれ、

冷蔵庫が生まれ、

エアコンが生まれた。

人類は、「しゃーない」で終わらせん生物。

俺らは今、暑ければスイッチを押す。

「ピッ」

数分後。

「はぁ〜、涼し」

終わり(笑)。

でもその裏では、

冷媒が姿を変え、

コンプレッサーが圧縮し、

室内機が熱を拾い、

室外機が外へ捨て、

モーターやファンが黙々と働いてる。

さらに、その機械を設計した人がおり、

部品を作った人がおり、

工場で組み立てた人がおり、

運んだ人がおり、

取り付けた人がおる。

もっと昔には、

「どうしたら熱を移動させられる?」

って、延々考え続けた人たちがおった。

そして忘れちゃいけない、電気の存在。

その膨大な人間の知恵と仕事の上で、俺らは涼しい顔をして、

「設定温度、もう一度下げよかな」

とか言ってる(笑)。

いやいや、普通に狂っとる。

豊か過ぎ(笑)。

便利なものって、使えてる間は存在を忘れる。

水道もそう。

電気もそう。

冷蔵庫もそう。

エアコンもそう。

でも壊れた瞬間、急にその偉大さが分かる。

当たり前って、“当たり前になったことが奇跡”なんやろね。

欲って時々、悪いものとして語られがち。

もっと欲しい。

ラクしたい。

快適に暮らしたい。

でも、その欲が人間を動かしてきた面が確実にある。

暑いのはイヤ。

食べ物を腐らせたくない。

冬でも夏でも、安全快適に暮らしたい。

そういう切実な“生”への欲望が、工夫を生み、技術を生み、文明を前へ進めた。

まっつんスタイルで言うなら、これがまさに“エロ”。

生命が、

「もっと快適に生きたい!」

って動いた結果やからね(笑)。

で、禅。

禅って、便利を全部捨てることじゃない。

エアコンを切って、汗だくで耐えることが悟りでもないからね(笑)。

便利なものは、ありがたく使えばいい。

ただ、ときどき、

「これ、どうなってるんやろ?」

って立ち止まる。

そして、その奥にある知恵や労力を想像してみる。

そうすると、ただの機械やったもんが、なんとも愛おしく見えてくる。

当たり前やった日常が、急に人間讃歌になる。

苦行よりも、人類へのリスペクト(笑)。

軽トラのエアコンが壊れた。

めちゃくちゃ暑い。

でも、そのおかげで初めて、エアコンが「熱の引っ越し屋さん」やったことを知った(笑)。

で、改めて思った。

人間って、やっぱすごい。

「暑い」

その一言から始まった不満を、何世代もかけて、スイッチ一つの涼しさにまで変えてしまった。

人類は、

「しゃーない」

で終わらせんかった。

その執念と知恵のおかげで、今日も俺らは涼しい部屋で暮らせてる。

まぁ今のまっつんスタイルは、壊れた軽トラの中で汗だくやけどさ(笑)☆


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