☆ここまでは、サムネノータッチ☆:「懐かしさ」の正体 〜昔の音で泣きそうになる、「郷愁」という名の高等快楽〜


さて、

今日はズバリ、

「郷愁は、なぜ気持ちいいのか?」

これを言葉にしてみよう(笑)。


ふと、

昔の音楽を聴いた時。

古いゲーム画面を見た時。

昭和っぽいあれや、

レトロなそれに触れた時。

あるいは、

香り。

声。

何気ないフレーズ。

突然、

胸がギュッってなって、

ブワッと泣きそうになる、

あの感じ。

悲しい?

いや、

悲しいだけじゃない。

むしろ、

なんとも言えず気持ちいい。

切ないのに、

心地いい。

戻りたいような、

戻りたくないような。

笑いたいような、

泣きたいような。

・・・。

なんやねん、この感情(笑)。

というわけで今日は、

そんな、

「郷愁(ノスタルジー)の快感」

について。


☆郷愁とは、「失われた時間との再会」である

じゃあ、

いきなり、

まっつんスタイル的な結論から。

郷愁とは、失われた時間との再会

これちゃうかな。

懐かしいものに触れた瞬間、

俺らは、

ただ昔の出来事を思い出してるだけじゃないんよね。

その時の景色。

その時の匂い。

その時に考えてたこと。

その時に好きやったもの。

そして、

「あの頃の自分」

まで、

一緒に戻ってくる。

少なくとも、

まっつんスタイルの場合はそう。

無邪気で、

何者でもなくて、

何も大して持ってなくて、

それでも、

世界が妙にキラキラして見えてた頃。

ゲーム一本で、

何週間もワクワクできた。

好きな曲を、

何百回でも聴けた。

知らない街を見れば、

そこに何かが待ってる気がした。

そんな、

今となってはもう会えないはずの自分が、

懐かしい音ひとつで、

突然、

目の前に現れる。

だから、

懐かしいものに触れた時って、

過去を見てるようでいて、

実は、

昔の自分と再会してる

んじゃないかと思うわけ。


☆「もうない。でも、確かにあった」

そして、

郷愁が妙に気持ちいい理由って、

たぶんここなんよね。

懐かしさには、

二つの感情があると思う。

ひとつは、

「もう戻れない」

っていう、

「切なさ」。

あの場所って、

もうないかもしれん。

あの人には、

もう会えないかもしれん。

あの時代も、

あの年齢も、

もう二度と戻ってこない。

でも、

もうひとつある。

「でも、確かにあった」

あの場所も。

あの時間も。

あの幸福も。

そして、

あの頃の俺も。

全部、

確かに存在した。

「もうない」

っていう「切ない喪失感」と、

「確かにあった」

っていう「肯定」。

この二つが、

同時に胸へやってくる。

だから、

切ないのに、

気持ちいい。

泣きそうになるのに、

その感覚から、

なぜか離れたくない。

まっつんスタイルは、

この、

“喪失”と“肯定”の同居

こそが、

郷愁の甘美さなんちゃうかと思う。

いかが?(笑)


☆郷愁は、「死なない証拠」でもある

もうひとつ。

郷愁って、

まっつんスタイルには、

「あぁ、俺はここを通ってきたんやな」

って、

“自分の人生を確かめる感覚”にも思えるのよね。

この曲を聴いてた俺がいた。

このゲームに夢中になってた俺がいた。

この街を歩いてた俺がいた。

誰かを好きやった俺もいた。

バカなことやってた俺もいた(笑)。

今の自分から見れば、

もう遠い昔。

でも、

全部つながって、

今の自分になってる。

そう、

懐かしいものに触れて、

胸がギュッとなる瞬間って、

「俺、ちゃんと生きてきたんやな」

っていう、

なんとも静かな確認なのかもしれん。

だから、

まっつんスタイル流に言えば、

「懐かしさ」とは、“確かな「生」の余韻”

・・・うん。

今、ええこと言うた気がする(笑)。


☆原風景は、「心のOS」になる

子どもの頃に、

夢中になったものって、

大人になってから好きになったものとは、

なんか“入り方”が違うやん?

まっつんスタイルなら、

音楽。

ゲーム。

アニメ。

漫画。

街の景色。

車。

バイク。

電車。

食べ物。

テレビ番組・・・。

理由を説明するより前から、

「好き!」

がある。

「なんで好きなん?」

って聞かれても、

知らん。

わからん(笑)。

好きなもんは、

好き。

まっつんスタイルは、

こういう、

人生のかなり早い時期に自分の中へ入ってきたものを、

勝手に、

「心のOS」

と呼んでる(笑)。

いや、もちろん、

大人になってからも、

新しいものを好きにはなる。

価値観も変わる。

趣味も変わる。

でも、

そのずっと下の方に、

子どもの頃から積み重なった“何か”が、

地層みたいに残ってる気がするのよね。

どんな音にワクワクするか。

どんな景色を美しいと感じるか。

どんな世界に憧れるか。

そういう、

“説明するより前に反応してしまうもの”。

それは、

“俺らしさの地層”

みたいなもんなんかもしれん。


☆「時代の音」は、俺の中に残ってる

例えば、

まっつんスタイルなら、

80年代や90年代の音。

もう、

ど真ん中の原風景。

今聴くと、

かなりチープ(笑)。

安っぽいシンセ。

荒い打ち込み。

妙にキラキラした音。

時代を感じる音色。

ゲームミュージック。

アニソン。

AOR。

80’sポップス。

B’z。

小室サウンド(笑)。

どれもいい。

たまらなくいい。

あの頃の音には、

まっつんスタイルにとって、

「冒険の快感」

「純度と情熱」

「都会への憧憬」

「未来と希望」

みたいなものが、

全部入ってる。

あの音を聴いていた頃の、

俺自身がそこに入ってる。

だから、

昔の曲を聴いて、

泣きそうになる。

曲を聴いてるだけなのに、

当時の部屋とか、

学校とか、

空気とか、

夢とか、

謎の自信とか。

根拠なき安心感とか(笑)、

いろんなものが一緒に帰ってくる。

そう、

まっつんスタイルにとって、

80〜90年代は、

世界を“好き”になる力をくれた時代

だから、

あの頃の音には、

どうしたって弱い(笑)。


☆昔は、本当に時間がゆっくり流れてた?

昔のものに触れると、

なんとなく思う。

「あの頃って、時間がゆっくり流れてたんかなぁ?」

って。

昭和喫茶。

レコード。

昔の街並み。

古い車。

ブラウン管テレビ。

カセットテープ。

なんか、

時間の流れまで、

今より遅かったように感じる。

でも・・・。

ホンマに遅かったんか?(笑)

たぶん、

実際はそんなことないはず。

当時の大人たちだって、

「忙しい!」

「時間がない!」

とか言ってたはずで(笑)。

この感じ、ひょっとしたら、

時代がゆっくりやったんじゃなくて、

あの頃の自分が、時間をゆっくり味わってた

だけなんかもしれんね。

一日が長かった。

夏休みなんて、

永遠に続く気がした。

新しいゲームを買った日なんか、

その一日だけで、

人生一回分くらい楽しかった(笑)。

レトロなものに触れて感じる、

あの“ゆっくりした時間”。

それって、

昔という時代そのものというより、

「昔の自分が感じていた時間」

やったりするんかもね。


☆郷愁は、過去への逃避なのか?

あと「ノスタルジー」って、

ときどき、

ちょっと否定的に扱われることがあるよね。

「いつまで昔の話してんねん」

「過去に囚われてない?」

「“昔は良かった”とか言い始めたら終わり」

「前を見ようや」

とかなんとか・・・。

まぁ、

たしかに、

ずっと過去だけ見て、

今を否定し続けてたら、

ちょっとしんどいし、

あまり褒められた姿じゃない。

でも、

だからって、

「過去を振り返る=後ろ向き(ネガティブ)」

って決めつけるのは、ちょっと乱暴かな。

むしろ、

懐かしいものに触れることって、

過去を思い出してるようでいて、

実際には、

今の自分を確かめてる

ことでもあると思うし。

「いやぁ、ようここまで生きてきたな、俺」

って(笑)。

昔の自分を思い出して、

今の自分にまで、

ちょっと優しくなる。

郷愁って、

今を生きてる自分を、優しく撫でる行為

でもある気もする。

なんとも、

“優しい快楽”やね。


☆郷愁という名の「高等快楽」

動物も、

懐かしさみたいなものを感じるんやろか?

・・・うん、どうやろ?(笑)

でも、

俺らって、

昔の出来事を思い出すだけじゃなくて、

「あの時間には、もう戻れない」

ってことまで知ってる。

過ぎた時間は戻らない。

若かった自分にも戻れない。

失ったものもある。

それを分かってるのに、

昔の音楽なんか聴いて、

わざわざ、

胸を締めつけられながら、

「あぁ、ええなぁ・・・」

って味わってる。

なんちゅう、

複雑な遊び(笑)。

悲しい。

でも、

嬉しい。

失った。

でも、

確かに持ってた。

戻れない。

でも、

心の中では戻れる。

そんな、

相反する感情を、

一緒くたに味わって、

しかもそれを、

「気持ちいい・・・」

とか言ってる(笑)。

まっつんスタイルは、

これを、

「郷愁という名の“高等快楽”」

と呼びたい。

なんとも、

人間臭くて、

贅沢な遊び。

そうは思わんかね?(笑)


☆結び

懐かしいものに触れて、

泣きそうになる。

あのフッと香って、ギュッてなるやつ。

めっちゃ気持ちいい(笑)。

歳を取ったから?

感傷的になったから?

まぁ、

それもあるかもしれん(笑)。

でも、

それだけじゃない気がする。

昔の音を聴いて、

胸がギュッとなる。

それは、

そこに、

たしかに、ちゃんと生きてきた自分がいるから


過去は、

戻らない。

でも、

心は戻れる。

郷愁は、

ある意味、

心のふるさと参り。

昔の自分に、

ちょっと会いに行く。

「あの頃は良かった」

って、

そこに居座るんじゃなくて、

「おう、久しぶり」

って、

ちょっと顔を見に行く(笑)。

でまた、

今に帰ってくる。

郷愁は、過去に帰ることじゃない

今の自分が、あの頃の自分を迎えにいくこと

そしてそれは、今の自分を抱きしめること

「懐かしさ」って、

なんとも、

優しくて、

甘美で、

贅沢な感情やね。


さて。

未来の自分が、

今日を懐かしく思えるように。

今日もまた、

人生を味わって生きていこう☆


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