スタバはコーヒーより「時間」を売っている? 〜二枚のドアが教えてくれた、サードプレイスの正体〜


スタバにハマって数ヶ月(笑)。

で、こないだふと気になったことがあったんで、ちょっと今日はそれを書いてみる。

☆

スタバって、市街地のビル内とか、ショッピングモール内にある店舗と、ちょっと郊外にある独立店舗があるやん?

で、その独立店舗に行くと、入り口が二重になってること多いのよ。

わかるかね?

しかも、自動ドアじゃなくて、手で押して入るタイプのドア。

もちろん店舗によって違いはあるんやろうけど、まっつんスタイルがハシゴする店舗では大体そう。

最初は何も思わんかったんやけどね。

でも、何度も通ううちに、

「ん?これ、絶対なんか意味あるやろ・・・」

って思うようになった。

ちょっとその意味を、真面目に考えてみようかなと(笑)。

☆

まず考えられるのは、実用的な理由。

二重扉、いわゆる「風除室」になってることで、

・夏は冷気が逃げにくい。

・冬は暖気が逃げにくい。

・外気や風が一気に入りにくい。

スタバってお客さんの出入りが多い店やから、空調効率を考えたら、めっちゃ理にかなっている。

さらには、道路の騒音や人の話し声もワンクッション和らぐしね。

ここまでは、建築としてごく自然な設計なんやと思う。

☆

でも、それだけなんかな?

なんかまだあるやろ?(笑)

☆

スタバって、コーヒーだけ売ってる店じゃない。

そう、有名な「サードプレイス」。

いろんな人が、本を読んだり、勉強したり、仕事をしたり、おしゃべりしたり・・・。

つまり、「居場所」そのものに価値を感じている人が多いと思うのよね。

まっつんスタイルもその一人。

そう考えると、あの二重扉も、また少し違った意味を帯びてくる・・・。

☆

一枚目のドアを押す。

数歩歩く。

もう一枚のドアを押して入店。

たった数秒。

でもその数秒で、気持ちが少し切り替わる。

車の音。

仕事のこと。

人混み。

慌ただしい日常・・・。

そういうものを、ほんの少しだけ外へ置いてくるような感覚がある。

二枚のドアのくぐる行為は、ある種の儀式なのかも?

☆

もう一個

これ、どこか茶室に似てないかね?

茶室って、実はいきなり部屋に入るわけじゃないやん。

茶道は、露地を歩き、躙口(にじりぐち)をくぐり、一歩一歩歩きながら、日常を脱いでいく。

外の身分も、肩書きも、一度置いてから茶室に入る・・・。

いや、スタバは茶室じゃない。

でも似てる(笑)。

「外の世界から少し距離を置く」という意味では。

☆

そう考えると、やっぱ“手押しドア”なのもおもしろい。

絶対に意図してやってる(笑)。

自動ドアなら、何もしなくても開く。

でも手押しドアは、“自分で開ける”。

ほんの小さな動作やけど、

「これからこの空間へ入ります」

「気持ち切り替えます」

っていう自分自身の意思を、心と体で表現してるようにも感じる。

自動ドアは、「迎え入れてくれる扉」。

手押しドアは、「自分の意思で入る扉」。

・・・うがちすぎ?(笑)

いや、でも、ほんの数秒のことなのに、不思議と印象的な所作なのよね。

☆

実際、まっつんスタイルは、家だとなかなか文章が書けない(笑)。

でも、スタバへ行くと不思議なくらい書ける。

もうグイグイ。

なんかイケてる自分になれるから?

コーヒーがおいしいから?

お姉さん素敵やから?(笑)

でも、どうやらそれだけじゃないらしい。

あの二枚のドアをくぐること自体が、一つのスイッチになってるんじゃないかね。

そんな気がしてならん。

そうであれば素敵(笑)。

☆

まぁホンマの理由は分からんけどね。

空調効率だけのことなんかもしれん。

建築基準的なことなんかもしれん。

たまたまかもしれん。

でも、こういう「なんでやろ?」「なんか意味あるやろ?」って考える時間は楽しい(笑)。

普段なら見過ごしてしまうものにも、人が心地よく過ごすための工夫や思想が隠れてることがあるからね。

☆

スタバはコーヒーを売ってるお店。

ドライブスルーのインカムに向かってお姉さんが、

「スターバックスコーヒーへようこそ」

って言ってるし(笑)。

それは間違いない。

でも、本当に売ってるのは、

「日常から少しだけ離れる時間」

もしくは、

「気持ちを整えるための場所」

なんかもしれんね。

☆

人間って案外、小さな儀式で気持ちを切り替えて生きてる。

そう考えてみるとおもしろい。

スタバの二枚扉の仕掛けも、そのために存在してる・・・、のかどうかは知らんけど(笑)。

そして今日もまっつんスタイルは、二枚のドアを押してスタバに入り、Macを開く☆


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