最近、妙に印象に残る夢を見たのよ。
全体的に、ネガティブなトーンで、焦りや不安がじわっと染み出したような夢。
なぜかやたら鮮明で、目が覚めてからもイメージが頭から消えんくてさ・・・。
で、「これはたぶん、ちゃんと解体したほうがいい夢やな」と。
そんなふうに思ったんで、今日はその夢の話。
夢の前半、俺はとある地域のお祭り?、というか演芸発表会?の仕切り役をやっている。
準備段階は、もうてんやわんや。
それでも回して、回し切って、なんとか当日を迎える。
ところが当日、遅刻ギリギリで会場に着くと、そこはもぬけの殻・・・。
「ちゃうちゃう、会場は小学校の体育館や!」
そう思い出して向かうが、そこも同じく空っぽ。
結局、本当の会場は、川沿いの、田植えが終わったばかりの田んぼを越えた先。
苔と雑草に覆われた、ボロボロの旧公民館(?)。
そこではすでに、演芸会らしきものが始まっていた。
でも客席を見ると、お客さんは、わずか数人。
「え?」
と、思わず絶句する。
しかもいつの間にか、仕切り役は、俺の親しい友人二人に変わっている。
二人とも、現実世界で本当に世話になっている(なっていた)友人。
俺は自然と舞台の外にいて、観客の一人になっていた。
その後、客席にポロポロと人が増える。
懐かしい友人も何人か現れるけど、なぜか皆、イヤイヤ顔。
その中に、少し前に在籍していたコミュニティーで一緒だった女性もいる。
彼女もまた、義務感だけで来ているような表情。
ここで、場面が切り替わる・・・。
次の場面は、実家?の屋根の上。
奇妙な衣装を身につけた、6〜7人の男女が立っている。
ファンタジーやアドベンチャーの世界のような衣装。
彼らは一人ずつ、少し移動しては、よくわからない奇声を発している。
「意味を成してないけど、妙に明瞭なセリフ」とでも言うべきか。
それはまるで、舞台劇のよう。
その動作は、感情表現のゼスチャーのようでもあった。
そしてなぜか俺は、「この状況が、いずれ破局を迎える」と知っている。
「このまま続けば、おそらく“殺し合い”になる」と・・・。
そこで、思い切って屋根から飛び降り、逃げようとする。
でも飛び降りたあとは、その場を離れず、屋根の上をじっと見上げている。
他の人たちを置いてきてしまったような、でも罪悪感というほど強くはない、「気になる」くらいの感覚を持ったまま。
するとその最中、黒いローブを着た男が、誤って屋根から転落し、足を怪我したように見えた・・・。
・・・というわけで、夢はここまで。
ご覧の通り、意味不明。
まぁ夢なんでね(笑)。
でも、こっからが本題。
この夢、どう考えても「吉夢」とは思えないよね。
ただ、悪夢かって言われると、それもちょっと違う気がする。
これはたぶん、「人生のフェーズが切り替わる直前に見る夢」なんじゃなかろうか?
「川沿い」は、時間の流れの象徴。
そして、「田植え直後の田んぼ」。
これはもう、そのまんまやと思う。
種は植えたけど、まだ実りはない現実の体現。
ブログも、世界観も、新生活の再設計も・・・。
今の俺は、まさにこの状態にいる。
「田植え直後の田んぼ」って情景がハマりすぎてる。
「川沿いにある旧公民館」も、やたら象徴的。
公民館といえば、共同体、公共性、役割の象徴。
それが「旧」で、苔と雑草に覆われて、ボロボロになっている。
つまり、「かつて正しいと思っていた場所が、今はもう機能していない」。
って、そういうこと。
それでも、癖のように、思わずそこへ行ってしまう。
これ、現実でもめちゃくちゃ心当たりがある(笑)。
仕切り役をしていた友人二人が、実際に世話になった友人だったってのも重要。
彼らは敵じゃない。
むしろ感謝の対象でしかない。
でも、「もう同じ役割を共有する段階じゃなくなった」。
そんなメッセージなんかなと。
だから、自然に仕切り役が彼らに移り、俺は観客になった。
これ、かなり健全な「役割からの降板」のメタファー。
重なりすぎて怖い(笑)。
「イヤイヤ来ていた女性」はどうか?
これはたぶん、その本人というより、「その場で評価されることへの期待」そのものを表象している気がする。
学びの場、成果を出す文脈、横並びの比較・・・。
もうそこで承認を求めてるわけじゃない。
「なんかもうええかなって・・・」
そんな無意識下にある意思の表出かな?
屋根の上の場面は、さらに深層。
屋根の上は、「地に足が付いてないけど、完全に外に出たわけでもない」。
そんな場所。
言うなれば、過渡期の象徴。
「奇妙な衣装」や「意味を成さないセリフ」は、「正しさ」や「理屈」では、もう世界を説明できなくなったサイン。
言葉が壊れ始めてる兆し。
黒いローブの男が落ちたのも、たぶん俺の中の何かが壊れたって意味じゃない。
“古い正しさ”が、勝手にバランスを崩しただけ。
そして生々しいのが、飛び降りたあとに残った感覚。
後ろめたさじゃなくて、「気になる」程度の感情。
これはまさに、共感を残したまま、距離を取ろうとしてる状態。
逃げでも裏切りでもない、成熟した離脱・・・。
さてさて、結局この夢が言っていることなんやろか?と考えてみる。
たぶんこうや。
「もうこの役割、この世界では生きられない。でも別に、恨みも否定もない。ただ、物語が終わっただけ」
そして、「新しい物語は、もう植えられてる。今は“実り”のための準備をし、それを待つ時期」。
タイトルにある、「人生のフェーズが切り替わる兆候」やね。
不安はあるし、焦りもある。
でも硬直してるわけでも、混乱してるわけでもない。
我ながらそんな感じなんやろね。
こうして夢に見て、それを言葉にできている時点で、たぶん大丈夫。
俺は今、ちゃんと次の季節に向かっとる。
田んぼは、もう苗を植え終わっとるからね。
って、そんな夢のお話☆


コメント