仏教動物園⑤|亀(カメ) 〜反応しない強さと、引っ込む勇気〜


☆なぜ亀は、地味なのか?

亀って、まぁ地味やね。

地味かどうかは主観かもしれんけど、まぁ地味(笑)。

  • 速くない
  • 派手じゃない
  • 強そうじゃない
  • 鳴いたりもしない
  • 目立つ技とかもない・・・

動物園に行っても、人だかりができるのはライオンやゾウやキリン。

水族館でも一緒。

人気があるのは、イルカとかオットセイとかなんかな。

亀の前で立ち止まる人?・・・、まぁ少ない。

例えとしてちょっと違うけど(笑)。


でも、仏教の世界において、この地味さこそが、亀の偉大なる価値なのよね。

(実際、この地味な亀をこよなく愛する愛好家がいるのも事実(笑))

なぜなら亀は、

「反応しない力」と「引っ込む勇気」

これを生き物として体現している存在やから。


☆出典|亀はどこで語られるのか?

仏教の経典には、こんな譬え(たとえ)がたびたび登場する。

危険を察した亀が、手足や首を甲羅の中に引っ込める

外の刺激に即座に飛びつかず、身を守るために、あえて出てこない

これ、仏教教典に出てくるからには、単なる生態の話じゃない。

感覚・衝動・欲望に振り回されない修行の比喩として、古くから語られてきた教えってこと。


☆仏教的な意味|「引っ込む = 逃げ」じゃない

多くの人は、引っ込むことを「逃げ」と捉えがち。

自己主張してなんぼの現代社会においては特に。

・言い返さない = 弱い
・前に出ない = 消極的
・距離を取る = 負け

こんなもん冷静に考えたらケースバイケース。


だから、仏教での捉え方は逆、というかもっと高度。

無用な刺激に反応しないことは、最も高度な自己制御

亀は、勝てるときに出ていくんじゃない。

危険な場面、無用な場面で出ていかないだけ。

ここに、派手じゃないけど、極めて洗練された判断があるわけ。

亀を「ノロマ」とかいって舐めたらあかん。


☆なぜ「甲羅」なのか?

亀の最大の特徴は、言わずもがなの“甲羅”。

あの甲羅、“背骨が進化もの”って知らんかったやろ?(笑)

で、甲羅は、

・外から身を守り
・内側に静寂を作り
・いつでもどこへでも運べる

これ、いわば「移動式の庵(いおり)」なのよね。

いや、マジで(笑)。


つまり亀ってやつは、どこにいても引きこもれる隠者。

山に籠もらなくても、寺に入らなくても、一瞬で「内側」に戻れる存在。

現代人が失いがちな能力を、亀は最初から持ってる。

これ、スゴない?(笑)


☆軽く生き物としての亀について

生物としての亀を見ても、その生き方は示唆に富んでるよね。

長寿なのはあまりに有名(笑)。

他にも、

・防御力高め
・無駄な争いはしない
・必要なときだけゆったり動く
・引っ込む時はめっちゃ早い
・基本、急がず待つ

実は自然界では、急がない生き物ほど、意外と生き残る。

時間を味方につける存在。

それが亀。


☆まっつんスタイル語訳|亀とは何か?

亀を、まっつんスタイルで翻訳すると、こうなる。

すぐ反応しない
すぐ言い返さない
すぐ動かない
すぐ決めない
すぐ出ない

一拍、引っ込め。

いわゆる“ビジネスマインド”にケンカを売ってる(笑)。

でも、この「一拍」が、人生の質を大きく変える。

まっつんスタイルはそう読む。


☆エロモテZEN的・現代解釈

反応が早い男は、一見すると誠実そうに見える。

・即レス
・即対応
・即行動

でもこれは、余裕を削り続ける生き方とも言えるよね。

“無駄”と呼ばれるものを省きすぎた男に、色気は宿らない

まっつんスタイルはそう思う。


その点、“亀的な男”は違う。

・反応の速度を選ぶ、遊ぶ
・あえて間(ま)を持たせる
・いつでも自分の内側に戻れる

この「間」が、信頼になる。

色気になる。

安心感につながる。


☆小さな実践|今日の亀

今日できる亀(笑)。

まっつんスタイル的には、とっても小さくていいと思う。

・返事を一呼吸遅らせてみる
・感情が動いたら、一度引っ込んでみる
・判断を翌日に回してみる

甲羅は、持ち運べる静寂。

なんでもスピード命の現代で、あえて試してみる小さな“亀的実践”


☆たまには亀のように

亀を学ぶと、少しだけ肩の力が抜ける。

前に出ない日があっても、それは後退じゃない
引っ込む日があっても、それは敗北じゃない

それは、自分を守る選択


速くなくていい。

派手じゃなくていい。

目立たなくていい。

たまには亀でいい☆


コメント

コメントする