「憧れ」と「適合」は別物? 〜UKとUSの間に見えた「自分の輪郭」〜


こないだ、ふと気づいたこと。

まっつんスタイルは、UKロックにはことごとくハマらない(ってネタは以前書いた)。

でも、「ランドローバー」とか「トライアンフ」は好き。

どこか上品で洗練されてる。

一方、USロックはいちいち刺さる。

でも、アメ車とか「ハーレー」には、(今は)そこまで惹かれない。

うん、なんか粗暴(笑)。

どっちの国も嫌いじゃない。

むしろ好きな部分も多い。

なのに、どちらの国にも住みたいとは思わない。

英語を母語レベルで使えるようになりたい、みたいな欲求も湧かない。

一神教の世界観もしっくり来ない。

精神性やアイデンティティーは、完全に日本的。

ふむ・・・、このあたりの感覚のズレ、我ながらなかなかおもしろい(笑)。

なんとなくまっつんスタイルの輪郭が見えてくるような気がする。

今回はそんな、ちょっと変わった自分語り・・・、じゃなくて自己観察の話(笑)。


☆音じゃなくて“振る舞い”?

きっかけは、ロックバンドのオフィシャルPV。

USロックのPVは、どこか不真面目でユーモラス。

UKロックPVは、どこまでもクールでシリアス。

もちろん例外はあるけど、傾向として、“まっつんスタイルが個人的に感じる”この差(笑)。

きっと、まっつんスタイルの耳には、

USロックは「ショー」っぽく聞こえる。

観客に向かって、「ほら、楽しもうぜ!」って感じ。

UKロックは「態度」っぽく見える。

「俺はこう在る。あとは好きに見てくれ」みたいな?(笑)

で、気づく。

まっつんスタイルは、“UKロック的な空気”を「かっこいい」とは思う。

UKロックは、全くと言っていいほど聴かん。

でも、「イギリス車は好き」っていうのは、たぶんこのあたりの感覚。

で、身体が反応するのは、圧倒的にUSの音楽。

ここで疑問。

「自分では“UKロック的なタイプの人間”やと思ってたけど、・・・どうも違う?」


☆「陰の人間」だと思っていた

実はまっつんスタイルが、これまで自分に貼ってきたラベルはだいたいこんな感じ。

・孤独好き

・超内省型

・人生に対する閉塞感過敏

・基本的に厭世的

・自己否定強め・・・

我ながらめちゃくちゃ「UKロック的ワード」?(笑)。

でも、どうやら決定的に違うらしい。

・「UKロック」 → 曇りを曇りのまま美にする

・「まっつんスタイル」 → 曇りを材料に光を探す

似てるけど「向き」が違う。

この話、前に別記事で書いた。

で、これは「気質そのもの」というより、“自分についてきた自己像”とのズレなんかもしれん。

人生、しんどい期間が長かった。

だからまっつんスタイルは、いつの間にか「自分は陰の人間」っていう自己像を作ってたんかなと。

でも本質は、“そうじゃない側”や、“抜け出したい側”やったりした?

この気づきはおもろい。

でも、身体(感性?)は割と正直で、まっつんスタイルはずっと「前に進む音」を選んでいたらしい(笑)。


☆三層構造が見えた

ここで無理やり整理すると腑に落ちた(笑)。

どうやら、人の好みには三つの層があるらしい。


・「憧れ」(美意識) → UK的

・品位

・佇まい

・気高さ

→「こう在れたら美しい」


・「快」(エネルギー) → US的

・推進力

・回復力

・突破感

→「これだと生きやすい」


・「根」(存在基盤) → JPN的

・曖昧さ

・無常観

・関係性

→「ここにしか居られない」



こんな感じで説明がつく?(笑)

好きだから、そこに属したいとは限らない。

憧れるから、それが自分の本質とも限らない。

UKには「こう在れたら美しい」がある。

USには「これなら元気に動ける」がある。

でも日本には、

「なんだかんだ、ここに戻ってくる」

がある。

どうやら、「憧れ」と「快」と「適合」は、全部別物らしい。


☆欧米文化に“完全には入っていかない”理由

欧米文化に触れてると、ときどき

「一つの真理を立てて、そこから世界を見る」

そんな感覚を受ける。

一方、日本の文化には、

「矛盾したものを矛盾したまま置いておく」

みたいなものを感じる。

これ、めちゃくちゃ乱暴な、超個人的な文化論(笑)。

でも、どっちが正しいとかじゃなくて、

「自分は後者の方が落ち着くらしい」

ってこと。

欧米文化そのものは、どこか遠く感じる理由も、たぶんここ。

さっきも言った、かなり乱暴な区分けなのはご愛嬌(笑)。

だから、「異なる文化へのぼんやりとした興味」というところまでで止まる。

英語を完全な母語にしたい衝動も起きない。

もちろんこれは、上下優劣の話じゃないからね。

まっつんスタイル個人の、“文化的帰属意識の向かう先の違い”の話。


☆憧れと適合の混同が違和感を生む?

俺らはよくやるよね。

「かっこいいと思う文化を、自分の本質だと思い込む」

ってこと。

でもそうすると、どこかに違和感が出てくる気がする。

意外と疲れるし、続かない。

ある瞬間に「あれ?」ってなる。

これは、別に能力の問題じゃなくてね。

たぶん“感性の重心”の問題。

だから、自分の思う自分に変えようとするより、「重心がどこにあるか?」を知ること。

この方が、自分の本質を理解するのには話が早かったりするんちゃうかな。


☆ZEN的に統合

ここでZEN的に繋がる。

というか、繋げる(笑)。

まっつんスタイルは、

内面は前に進みたい(US)。

外面は静かでありたい(UK)。

で、根は日本にある(JPN)。

「動中の静・静中の動」

どうやらこのバランスが、いちばん自然で、しっくり来る。

・UK的な佇まいに在り方を見出し

・USロックの躍動感にエネルギーを得て

・日本の歴史・伝統・文化に落ち着く

これはもう矛盾というか、まっつんスタイルという人間の“構造”やね。


☆最後に

人ってどうやら、好きなもの全部に“なる”必要はないみたい。

憧れる方向と、身体が喜ぶ方向と、根を下ろしたい場所は、同じじゃなくていい

そんな感じ。

「憧れ」

「快」

「根」

このズレを観察してみると、自分の輪郭がよく見えたりしておもしろい。


他国の文化と、自分の好きを並べての自己観察。

なかなか悪くなかった。

また少しだけ、世界の見え方が変わるきっかけになったかも☆


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