☆なぜ虎は、怖いのか?
虎は、強い。
爪と牙はエグいほど鋭い。
で、意外と素早い(笑)。
この恐怖の対象としての虎。
仏教の世界では、
「俺ら人間が本当に恐れてるのは、虎そのものじゃない」
そんなふうに考える。
じゃあどう考えるのか?
俺ら人間が本当に恐れているもの。
それは、
虎が「そこにいるかもしれない」という“想像”
まだ襲われてもない。
というか見てもいない。
それでも心臓が早鐘を打ち、足がすくみ、理由のわからない逃げ口上が頭に浮かぶ。
恐怖は、ほとんどの場合、行動の直前に現れる妄想。
今回は、その象徴としての虎のお話。
☆出典|虎は「想像の恐怖」として語られてきた
仏教の譬え(たとえ)話では、虎はしばしば“恐怖そのもの”の象徴として登場する。
- まだ襲われていない
- 実際に見えてもいない
- でも、心はすでに逃げている
虎は、やって来る前に人の動きを止める
この構造こそが、恐怖の正体。
仏教はそのように説く。
恐怖は、現実じゃなく、想像の中で完成するもの、完成してしまうもの。
なんか心理学の話みたいやけど、その通りよね。
☆仏教的な意味|恐怖は「未来の映像」
仏教は、恐怖を次のように整理する。
- 過去の出来事じゃない
- 今、起きている現実でもない
- まだ起きていない未来
つまり恐怖ってやつは、
想像力による暴走の産物
人は、最悪の未来を先取りして、それを現実だと錯覚する。
「失敗するかも・・・、傷つくかも・・・、無駄になるかも・・・」
「怖い怖い、あ〜怖い!」
でも未来は、どこまでいっても未来。
まだ来てないし、現実に存在してもない。
そんな不確定なものに、今の自分が恐れおののいてる。
虎は、「未来の恐怖映像」。
☆なぜ「虎」なのか?
虎は、
- 単独で行動し
- 森の頂点に立ち
- 出会えばたしかに危険
そんな存在。
でも現実には、森に入っても、虎に遭遇する確率なんて極めて低い。
それでも人は、森に足を踏み入れる前から、身構える。
ビクビクと肩を縮こまらせて、周囲をキョロキョロと伺う・・・。
虎は、いない時間の方が長い
この比喩はおもろいやろ?
恐怖は常に、先回りでやってくる。
☆生き物としての虎にもそっと触れとく
生き物としての虎は、闇雲に凶暴なんてことはなく、しっかりと合理的。
- 無駄に襲わない
- 機が熟すまで待つ
- 失敗すれば深追いしない
行動は、静かで短い
虎は、常に暴れてるわけじゃない。
必要なときだけ、一瞬、動く。
☆まっつんスタイル語訳|虎とは何か?
虎を、まっつんスタイルで翻訳。
- 行動前に現れる妄想
- 失敗した未来の先取り
- 自尊心を守るためのブレーキ
つまり虎とは、
やる前に、行動を止めようとする装置
だから、必ずしも敵じゃない。
劣位の表れ、なんて落ち込む必要もない。
むしろ、慎重さの名を借りた防衛反応。
もっと言うと、あり得ない妄想を生み出す“脳のバグ”。
☆エロモテZEN的・現代解釈
恋愛や人間関係の場で、虎はどんな姿を現す?
- 断られたらイヤやなぁ
- 沈黙とか怖いなぁ
- 誤解されたくないなぁ
- 引かれるの怖いなぁ
- 傷つきたくないなぁ・・・
心当たりがありすぎて、書いてて嫌になる(笑)。
この虎たちは、行動する前に吠える。
牙を抜き出して威嚇してくる。
でも大丈夫。
- 一歩踏み出せば消える
- 実際には噛まれない
- 噛まれてもしばらくしたら治る(笑)
ことがほとんど。
虎は、見ている間が一番怖い
この感覚、エロモテの現場では鉄則(笑)。
☆仏教動物園との関係|すべては行動へ
さて、順番に読んでくれたは知らんけど(笑)、これで8種類の動物が揃った。
そして、これまでの動物たちは、実は準備だったのかもしれんってこと。
- サイ : 距離を取る
- 象 : 成熟する
- 猿 : 思考に気づく
- 蛇 : 欲を観る
- 亀 : 反応を止める
- 鹿 : 静寂を選ぶ
- 鳥 : 手放す
最後に、
- 虎 : 踏み出す直前の壁
ここで、すべてが“行動”へと向かう。
☆小さな実践|虎を越える方法
これまでの動物同様、虎もまた、仏教的には“煩悩のメタファー”。
だから、心の虎を消そうとしなくていい。
猫科の動物なんで、ほぼゴロゴロしてるだけやし(笑)。
- 逃げない
- 戦わない
- ただ、立ち止まる
そして、想像を一段階だけ下げて、乗り越えてやればいい。
「最悪の事実」という思い込みを、「まだ不確定という事実」に戻すイメージ。
虎は、動くと後ろに消える
虎は、妄想。
☆今日は虎を越えてみよう
最後にもう一度。
恐怖は敵じゃない。
恐怖してる自分を責めるなんて無駄なこと。
恐怖(虎)は、行動の直前に現れる“門番”みたいなもの。
門を越えれば、いつの間にか消える。
消えれば、景色が変わる。
今日は、思い切って虎を越えてみよう。
それで世界は、少しだけ、動きだす☆


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